アメリカでの生活、最初は毎日が挑戦でした。
国際結婚をして渡米したものの、何をするにも夫のサポートが必要で、自分ひとりでは動けない。日本では営業職としてバリバリ働いていたのに、ここではスーパーの買い物ひとつにも戸惑って…。
自信がなくなって、自己肯定感もどんどん下がっていって。
そんな私が「このままじゃダメだ」と強く思ったのが、コロナのパンデミックのときでした。
世界が止まったあの時間の中で、私は「どうにかして自宅で、自分の力で稼げるようにならなければ」と心から思ったんです。
そして始めたのが、ブログでした。
この記事では、「海外に住んでいる今だからこそ、ブログを始める意味」や、「専業主婦や駐在妻でも“できる理由”」を、私自身の経験とあわせてお伝えしていきます。
理由①:ブログは「場所に縛られず、日本語で収入を作れる」
多くの在外日本人にとっての最大の壁は、「現地で仕事を得る難しさ」。でもブログならパソコンとインターネット環境さえあればどこでも発信できて、しかも日本語でOK。
実際に私は、アメリカにいながら、読者は日本在住の方が中心です。ブログ収益は日本円やドルで受け取ることができ、海外からでもきちんと確定申告などが可能です。
さらに私の場合、ブログだけでなくインスタと連動させて発信することで、読者が一気に広がりました。SNSで見つけてもらい、そこからブログに来てくれる流れができたことで、収入も一気に安定し、大きく伸びるきっかけになったと感じています。
「住んでいる場所に縛られない」という自由さはもちろん、SNSと組み合わせることで、ブログは“自分のビジネスの土台”になってくれます。
理由②:海外にいるからこそ「届けたい言葉」がある
海外での暮らしって、良い面もあれば大変なことも多いですよね。文化の違い、時差、孤独感、言葉の壁…。でも実は、そうしたリアルな経験こそが、誰かにとっての「価値のある情報」になります。
たとえば:
- アメリカのスーパーのこと
- 子育て・教育の違い
- 海外での節約術
- 英語が苦手でも生活できる方法
日本では当たり前のことも、海外では“ネタ”になるんです。
現に私、アメリカ版カビキラーの「クロロックス」について書いた記事、4年前に書いたのに今もめちゃくちゃ読まれてます。日本にいたら、ただのカビキラーですよ(笑)
自分では「こんなことでいいの?」と思うようなことが、実はたくさんの人に求められています。
理由③:主婦や駐在妻の「暮らし」がそのままコンテンツになる
理由2にも通ずるところがありますが。
忙しい毎日の中でも、ふと感じたことや、学んだこと。誰かに話したいなと思ったこと、悩んだ末に解決した工夫。
実はそれらすべてが、「ブログのネタ」になります。
特別な知識や資格がなくても大丈夫。発信することに意味があるし、あなたの声を必要としている人がいます。
実際、私は何度も「この記事に救われました」「同じ悩みを持っていました」という声をもらいました。ブログは、ただの情報ではなく、「共感」や「安心」を届けることができる場所なんです。
理由④:ブログは「自己対話の場」になり、心のバランスを保てる
海外移住って、自分で決めたこととはいえ、一筋縄ではいかないことが多いですよね。文化も違えば言葉も違う。近くに日本人がいたとしても、本当に気を許せる人に出会えるかは分かりません。
私自身、日本人がひとりもいないエリアに住んでいるのですが、ブログを始める前は誰にも本音を話せず、どこか孤独を感じていました。
そんなときに始めたブログ。
最初は、ただ日々の出来事を綴っていただけでした。でも、いつの間にかそれが“自分との対話の時間”になっていて。自然に心のうちを整理し、気持ちを吐き出せる場になっていたんです。
しかも、そんな発信に共感してくれた人たちがSNSで繋がってくれて、遠く離れていても「気持ちを分かち合える友人」ができたんです。
ブログを始めなかったら、こんな人間関係は生まれなかったと思います。
心を開ける場所としても、ブログは本当に価値のある存在です。
まとめ:海外だからこそ、“ブログという選択肢”を
海外で生活していると、「自分にできることなんてない」と感じてしまうこともあるかもしれません。でも、実は今の暮らしこそが、誰かの役に立つ可能性を秘めています。
完璧じゃなくて大丈夫。まずは小さな一歩からでOK。
もし「ブログ、やってみようかな」と思えたら、次は【ブログとSNSの違い】についても読んでみてくださいね。あなたの未来を変えるヒントが、きっと見つかるはずです。